惜別
初めては、1995年の夏。
都内で活動を初めて半年ほど経った頃だった。
下北沢の屋根裏のブッキング(月曜日!)を皮切りに20000V、ANTIKNOCKなど徐々に都内での活動の幅を広げ始めていた。
「渋谷にアツいライブハウスがあるらしい」との噂を聞きつけ、デモテープを持って訪ねる。
赤い階段を登り、そのドアをゆっくり開ける。
中ではスタッフらしい女性が数名、掃除をしている。
「あのー、ライブをやらせて欲しいんですけど」
そう声をかけると、その女性は掃除の手を止めた。
「えーと、バンド名は・・・?」
「あ、静岡のGOOFY'S HOLIDAYです」
「あー。はいはいはいはいはいはい。」
正直、イラッとした。
遠い記憶を遡り、まず始めに思い出すライブ。
・HUSKING BEE
・SPROCKET WHEEL
・SHERBET
・GREEN GIANT
・FRUITY
他はOATMEALだったか、COOLER KING McQUEENだったか、NOBODYSだったか・・・計10バンドぐらいいたのだが、思い出せない。
SPROCKET WHEELとSHERBETの共同企画だった。
そしてもう一つは、DAMAGEの解散ライブ。
この日はオールナイトだが、まさかの2時間押しで朝7:30に全て終了。
出演者もお客さんもクタクタだったが、あんなに思い出に残る朝はこれからもそうはないだろう。
他にも枚挙に暇がない程の思い出が詰まった、オレ達の青春のライブハウス。
きっと今夜はゆっくり別れを言う時間もないだろうから、今伝えておきたい。
ありがとう、GIG-ANTIC。
日付変わって今日、渋谷にある老舗ライブハウス、GIG-ANTICがその幕を閉じる。
きっと行けない人も多いだろう。
もしも少しでも思い出がある人がいたら、その気持ちを伝えて上げて欲しい。
shibuya24@gig-antic.co.jp
今日、出番は日付をまたいで深夜の2時頃らしい。
不足は、ない。
オレの想いを全てぶつけて来る。
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Endy

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